こんばんは。あっという間に金曜日の夜。
今日は、昨日アップした通り「買ってはいけない!」を書こうと思います。
その前に、切ってはいけない!穴馬を挙げておきます。
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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在18位くらい。お手数おかけします!)
いかにも相手なりに走れそうなタイプで、東京でのあの1戦でも荒れたインをしっかりと伸びてきたことから、最終週の荒れ馬場は大丈夫。前走は桜花賞でも好騎乗が光った鞍上ですし、人気落ちるであろう今回、再び押さえておかないといけない馬だと思います。
では「買ってはいけない!」にいきます。
皐月賞2017で予想オッズ人気馬カデナを買ってはいけない!
その理由はこちらです!
①未勝利戦以来のフルゲート競馬
一連のレースを見てもわかるようにカデナは追い込みタイプの馬。しかも、外々を回すスタイルで百日草特別2着後は、京都2歳S、弥生賞と重賞を連勝してきました。その内容も、最後まで衰えないスピードの違いで他馬を差し切る、鮮やかな勝ちっぷりでした。
しかし、その芸当ができたのは、少頭数の競馬だったことが大きいのではないでしょうか。
百日草特別は11頭。京都2歳Sは10頭。弥生賞は12頭。馬群の外を回したところで、そこまで不利は生まれませんでした。
しかし、今回は未勝利戦以来のフルゲート競馬。外々を回すことは大きなロスになります。もちろん、未勝利戦のように外枠からある程度の位置につけて、スムーズに他の馬をさばいて追い上げられればいいのかもしれませんが、今回は内の4番枠。
一端馬群に包まれるのは必至で、あまり経験のないもまれる競馬になります。あえて下げる選択をすれば大きなロスが生まれる競馬になります。
どちらにしろ多頭数経験がないことは、激しいレースになるG1ではマイナスです。
②スローペースの経験しかない
これも①と同じようなことですが、百日草特別からの3レースはどれも超がつくレベルのスローペースでした。その中で確かに追い込んで好走してきたことは、スピード能力が高いことを裏付けます。
しかし、このようなタイプはG1では通用しないケースが多いのも事実です。
たとえばルージュバックもそのようなタイプで、ペースの落ち着くG2やG3では直線だけのスピード能力で他馬を置き去りにするほどの強さを発揮しますが、ハイペースになりがちなG1ではまるっきりダメ。
今回は早い流れになりがちな皐月賞なので、前半のペースの速さに戸惑ってしまう可能性は決して低くありません。勝ち上がってきたようなパターンの競馬ができないと崩れてしまうでしょう。
③先週の土日雨開催を経て荒れた最終週馬場
さらに、現在の中山芝コースもこの馬にとってマイナスだと思います。
後ろから行く馬で、しかもディープインパクト産駒。陣営も良馬場を希望しているとおり、これまでのレースぶりからパンパンの馬場で発揮するキレ味が武器の馬です。
しかし、中山の芝コースは、先週土日に雨の中に開催されたことで、良馬場でもかなり掘れた馬場になっていることが予想されます。詳細は土曜の競馬を見てからでないとわかりませんが、決してこの馬向きの馬場だとは思えません。
以上です。
なかなかクラシックに縁遠い福永騎手ですが、今回も厳しいでしょう。ただ、唯一来るパターンで考えられるとしたら、ファンディーナが強すぎたときでしょう。ゴールドシップが破壊的な強さで勝った皐月賞のように、外々をワールドエースが追い込んで2着に来たときのイメージでしょうか。
ただ、皐月賞はほかにも買いたい馬がいるので、やはり3番人気以内には入りそうなカデナを消して勝負する価値は十分あります。