京都記念2020回顧~北村騎手の積極騎乗が光ったクロノジェネシス完勝~

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●展開

前半:61秒1 後半:62秒7

雨馬場得意のアメリカズカップが大逃げを打って、レースラップ自体は速めになりましたね。予想通り2番手のステイフーリッシュがそこを追い上げていって粘りこむイメージでしたが、直線入り口ではすでにクロノジェネシスに並ばれてしまいました。そこからはクロノジェネシスがあっさり抜け出しての完勝劇。カレンブーケドールは一旦スタミナ切れで伸びあぐねたかと思いましたが、最後はきっちりこの馬らしく2着を確保。メンバーレベルは低かったですが、きっちり4歳牝馬トップクラスのワンツー。今年も牝馬が強い年になりそうですね。

●各馬短評

1着:クロノジェネシス

バゴ産駒らしくない切れ味タイプの馬ですが、雨馬場に強いバゴ産駒らしい馬場適性がありましたね。行きっぷりも他馬と違い前々で運べたのは収穫でしょう。エリザベス女王杯の反省も生かしたのでしょうか。ようやく土曜日に今年の初勝利を挙げた北村友一騎手ですが、一気に重賞も制覇。最終レースも勝ちましたし、ようやく乗ってきそうな騎乗でした。

2着:カレンブーケドール

休み明けとかなり荒れた馬場を考えると、崩れるならここかもと思っていましたが、最後までしぶとく伸びて2着。直線半ばで脚色が鈍った時はおっ!と思いましたが、本当に崩れませんね。今回の馬券の妙味はこの馬が飛んで、、というイメージだったので、完敗です。

3着:ステイフーリッシュ

展開的にも向いたと思いますが、なんとか粘りこんだという形。うーん、これがいっぱいいっぱいですかね。。今後もタフな流れで展開が向きそうなときに買いたいですが、人気になるでしょうか。

その他の馬たちも、まあそれぞれの力は出していたと思います。4歳牝馬2頭は格が違いましたね。

共同通信杯の注目馬としたビターエンダーは2着。マイラプソディとの2頭軸で3点勝負しましたが、まさかマイラプソディが4着までとは。。スローペースに泣かされた部分もあるのでしょうし、皐月賞でも巻き返しはできるでしょうけど、コントレイルとの対戦前に敗れてしまったのは、ちょっと残念でしたね。

さて、いよいよ来週はフェブラリーステークス、注目馬はこの馬!

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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在100位くらい。お手数おかけします!)

人気馬の中ではこの馬でしょう。出走馬が確定して枠順が出ると変わるかもしれませんが、ここを照準にした調整過程を鑑みると当然上位争い必至でしょう。

 

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