ドバイに向けて適度な間隔、それに加えて大阪杯に近いコース設定ということもあり、近年豪華メンバーがそろうようになった中山記念。今年もG1馬が5頭出走しますね。京都記念がもう３つくらいのメンバーだった分、こちらに揃った印象です。
京都の荒れた開催最終週の馬場よりも、中山の開幕週馬場の方が馬にとってもダメージが少ないと陣営が考えるのは当然。時代の流れでしょうね。
久々にワクワクするG2です！
そして、今年のメンバーと枠順はこちら。
1-1 ウインブライト(牡5、松岡正海・畠山吉宏)
2-2 マルターズアポジー(牡7、武士沢友治・堀井雅広)
3-3 ラッキーライラック(牝4、石橋脩・松永幹夫)
4-4 シベリアンスパーブ(牡10、田中勝春・堀井雅広)
5-5 ディアドラ(牝5、C.ルメール・橋田満)
6-6 トルークマクト(牡9、大野拓弥・尾関知人)
6-7 ステルヴィオ(牡4、丸山元気・木村哲也)
7-8 ハッピーグリン(牡4、F.ミナリク・田中淳司)
7-9 エポカドーロ(牡4、戸崎圭太・藤原英昭)
8-10 スワーヴリチャード(牡5、M.デムーロ・庄野靖志)
8-11 マイネルサージュ(牡7、津村明秀・鹿戸雄一)
◎ディアドラ
去年の中山記念覇者、ウインブライトも良い枠を引きましたが、ここはどう考えてもディアドラの力が抜けているのではないでしょうか。
去年の初戦は京都記念を選択しましたが、重馬場に泣かされての6着。そこからドバイターフ3着。帰国後は、クイーンS、府中牝馬Sと圧巻の勝利。この2走はたしかに牝馬同士でのレースでしたが、明らかに牡馬相手でも通用するものでした。そして、香港カップでは恵まれていない展開の中、2着へ鋭進。もちろん、ここは叩き台でしょうが、それでもトップスピードは牡馬相手でも抜けている能力を持っています。調教も万全ではないながら、他のG1馬も同様。8割のデキでも差し切る力は持っているはずです。
○ウインブライト
相手は、ウインブライト。もし、ディアドラにアドバンテージがあるとすればこの馬でしょう。前走の中山金杯を見てもわかるように中山での卓越した立ち回り力は、抜群。他の競馬場とは別馬になります。すでに使っている分、ほかのG1馬に対して一歩リード。さらにC⇒Aコースに替わって、馬場のいい内側をロスなく運べるのも有利で、上積みはなくても松岡騎手の乗り方次第で勝ち負けに持っていけるでしょう。
▲ステルヴィオ
切れ味という部分ではディアドラをしのぐかもしれないのがこの馬。マイルCSを内枠からさばいて勝ち切ったのは圧巻でした。先週の藤田菜七子騎手同様、今回の丸山騎手にとってもめぐってきた大きなチャンス。馬の能力は足りているはずで、条件も整っています。ここは、応援する気持ちも込めて買ってみます。
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やはり、この馬も中山適性は見限れません。去年の秋2走は恵まれない部分も多々あったので、本来ベストと思われる条件で凡走は許されません。世代を代表する馬の1頭として、今回のメンバー相手に好走してもらいたいですね。
印はここまで。
◎ディアドラ
○ウインブライト
▲ステルヴィオ
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