吸い込まれそうな青空の広がる、快晴の東京競馬場。おそらく梅雨入り前の晴天になるのは今日が最後でしょう。競馬を楽しみたいと思います。
さて、春のマイル王を決める安田記念ですが、今年も好メンバーがそろいました。早速予想へ。
レース展開:ウインガニオン大外から逃げでハイペースに。
去年はロゴタイプが果敢に飛ばしましたが、今年もウインガニオンが大外枠からダッシュを効かせてハナを奪いそう。内からはアエロリットも先行しそうでそれなりに今年も先行争いは激化しそうです。そこまでスローペースにはならずに、安田記念らしい最後の切れ味勝負になると思います。
買ってはいけない!馬:サトノアレス
週中でも書きましたが、今週の買ってはいけない!はこの馬に。確かに東京コースはベストですし、リスグラシューやダイワキャグニーとも好勝負をしてきていますが、敗れてしまっていることもまた事実。今回はこれまで対戦していない強豪も揃いましたし、後ろから行く馬にとって内枠を引いてしまったのは不運。外を回しては他の馬よりも外を回らざるを得なくなりますし、インをついても詰まる不利は十分考えられます。切れ味勝負でサングレーザーなどに勝るとも思えませんし、今回は普通に切ってしまっていいでしょう。
本命馬:サングレーザー
対抗と迷いましたが、結果的にこの馬を本命にして勝負します。マイラーズカップでは流れも向いたと思いますが、それでも繰り出した33.2秒の上りタイムは特筆もの。結果コースレコードをたたき出した切れ味はまさに今の東京の高速馬場に向いているものでしょう。エアスピネルがその後疲れが出て、を回避したように激走の変動は心配でしたが、調教を見ている限りのその心配はなさそう。3歳夏からマイル路線に絞ってレースを使ってきたことが、そろそろ成果として結実しそうな時期。先週、大レースの勝ち味を知った福永騎手とともに、一皮むけた人馬が今週も大仕事を成し遂げることを期待します。
対抗はリアルスティール。
海外遠征帰りで状態面でやや心配な面もありましたが、調教を見ている限りそれは皆無。2年前の安田記念では惨敗も、去年の毎日王冠を見る限りほとんど変わらない1800mで快勝しましたし、当時は何らかの原因があったのでしょう。今回は復活を遂げつつある岩田騎手が鞍上で、
3番手はモズアスコット。前走2着に負けたこと、連闘というローテーションがひっかかり今回はやや人気を落としていますが、矢作きゅう舎的には予定通りの調整。もともと「矢作きゅう舎の連闘は買い」という格言もあるように、このようなローテーションはむしろチャンス。鞍上がルメール騎手に戻りますし、状態面でも不安がないとのことで、今回は普通にねらい目でしょう。
4番手に、人気ブログランキングへ。この馬も近走の成績からやや人気を落としていますが、去年の安田記念でも活躍したように、マイルでも十分通用する馬。年齢的にもそろそろ距離を伸ばした方がいいように思いますし、
あとスワーヴリチャードは、出遅れ癖もありマイルに短縮されたことでテンのスピードについていけるかが、不安。そうした面でも包まれやすい1枠1番はあまりプラスとは思えません。好スタートから先団につけられたときは、まず崩れないと思いますが、危険もはらんでいるとみて抑え評価にとどめました。
穴ならキャンベルジュニアが面白そう。近2走の内容が秀逸で、鞍上が今年G1でもたびたび馬券に絡んでいる石橋騎手。全く人気がなさそうですが、道悪でなければ相手なりに走れる力もあるでしょう。
最後にリスグラシューも牡馬と渡り合えることは東京新聞杯で証明済みですし、普通に差し足比べでも見劣りしないでしょう。
◎15 サングレーザー
○11 リアルスティール
▲10 モズアスコット
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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在40位くらい。お手数おかけします!)
△1 スワーヴリチャード
△8 キャンベルジュニア
△14 リスグラシュー
馬連:◎ー○▲☆(3点)
馬単:◎⇒○▲☆△(6点)
3連複:◎ー○▲☆ー○▲☆△(12点)
3連単:◎⇒○▲☆⇒○▲☆△(15点)