アーモンドアイが2400mでも不安なし!と思える3つの理由~オークス2018展望~

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今からダービーを通り越して、安田記念の週が楽しみな今日この頃。

というのは、その週から始まる2歳新馬戦に、どうやら人生初めての一口出資馬が出走しそうなのです!

馬主の世界は愛馬がデビューさえなかなか難しいといわれているのですが、まさか開幕週デビューになるとは思いませんでした。ひと月ほど前にゲート試験も無事クリアして、放牧には出さずに在厩調整と聞いてまさかとは思っていましたが、調教過程も最終追いきりさながらの時計を出していて、ここまでいたって順調そう。また近くなったらその詳細については書きたいと思います。

さて、今日はオークスの展望のひとつとして、おそらく今年のオークス最大のキーポイントである「アーモンドアイの距離適性」について書きたいと思います。

結論からいうと、アーモンドアイが2400mのオークスで活躍できることにまったく不安を感じていません。その理由は下記の3つ!

①血統面での不安は少ない

少なからずアーモンドアイが不安視されているのは、父ロードカナロアの日本歴代最強スプリンターというイメージにあるでしょう。正直、データを見てみると、1200m~1600mで49勝を挙げて勝率18%と好成績を挙げているのに対して、1800m以上ではたったの5勝で勝率も7%程度。たしかに、本質的には距離延長自体は歓迎ではないと思います。ただ、トップクラスのロードカナロア産駒としてはすでに牡馬でステルヴィオ(スプリングS優勝・皐月賞4着)がいますし、何より母フサイチパンドラが頼もしいと思います。

フサイチパンドラは、2005年のオークス2着、2006年のエリザベス女王杯を勝った、当時のトップクラスで活躍した牝馬でした。まだ馬主として関口房朗氏がぶいぶい言わせてた時代。いや懐かしいw。関口氏が持っていた馬なので、血統的にも優秀。父サンデーサイレンスはもとより、母ロッタレースは欧州であのサドラーズウェルズのライバルだったエルグランセニョールの妹という名血でした。つまり、母系はスタミナ型の欧州血統。ロードカナロアからは豊かなスピードを受け継いだとはいえ、スタミナ面での不安は少ないはずです。

②折り合いの不安なし

たとえ、本質的に距離不安があったとしても、脚質が追い込みというのが何よりの強み。先行馬や逃げ馬ならば絡まれたり馬群にもまれる心配があって、スタミナをロスするかもしれませんが、追い込み馬はそれがありません。これまでのレースで後ろからゆっくり行くことに慣れているため、よほどのスローでない限りかかることはないはず。ルメール騎手もその気性面での優秀さには言及しています。

さらに、今回は長距離輸送がないのも入れ込みへの不安が少なくなる要因でしょう。当然、シンザン記念や桜花賞で結果を出しているように輸送しても問題ないことは証明済みですが、これまでに比べてもベストコンディションで出走できるのではないでしょうか。

③距離適性とわれない3歳牝馬の戦い

距離適性が問われるのは早くても3歳秋、本格的には古馬になってからというのが持論。実際、歴代のオークス好走馬にも、古馬になってマイル戦線で活躍した馬も少なくありません。その要因は昔から言われているように、ほとんどの馬が初の2400mということでスローペースになりやすいから。最後の瞬発力勝負になれば、今の東京馬場なら存分にアーモンドアイのスピードを発揮できるでしょう。

以上。

とまあ、少しでも距離不安を感じる人が多くなって単勝オッズが2倍くらいになれば美味しいな!くらいに感じています。現時点ではw。

さて、逆にちょっとこの馬に不安を感じている部分は大きいです。

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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在45位くらい。お手数おかけします!)

前走はあまりにも完璧な競馬すぎて、あれ以上上がり目があるかどうかが不安。条件次第では、切ってもいいかなくらいに感じています。詳細は枠順が出てからで。

 

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