いやぁ昨日の札幌記念はしびれましたね。
絶対ハイペースになると思い見てましたけど、結果的に前半59秒1の後半62秒0。正直後半はかかりすぎな気もしますが、前に行った馬たちは総崩れになってしまったのは事実。その立役者はマイスタイル勝春さんでしたね。
まあ、3コーナーでマルターズアポジーをとらえにいくんですから、最後はもうそりゃ差し比べになって、4コーナーで各馬一線に広がった光景は現代競馬ではなかなか見られないもの。ワクワクする4コーナーでしたね。
一度サクラアンプルールが抜け出そうとするも、大外からマカヒキが一気に飲み込みダービー馬の復活を思わせたところの内を抜けてきたのがサングレーザー。最後の最後まで足を貯めて、馬群をぬって導いた福永騎手の巧さが光りました。距離不安がささやかれてましたが、貯める競馬を何度も試みてきて気性を抑えてきた陣営の努力が実りましたね。
そして、何より、ノースペースを言い訳にしてきた(ネットで散々いじられてきた)福永騎手が、馬群をこじ開けたのが印象深いレースでもありました。
※サングレーザーは真ん中やや右の白い帽子です。(わかりにくくてすいません)
スペースの狭いところに突っ込んでいき、、
突っ込むとさらに挟まれるも、、
最後は弾き飛ばす!!!
見事なこじ開けでしたね。(ほんと、これだけの熱戦になったレースのパトロールビデオはほんと面白いものです。皆さんもぜひ!JRAの公式で見られますので。)
勝手な憶測ですがこれで、秋の大目標はマイルCSではなく、天皇賞秋になるんでしょう。ダノンプレミアムやレイデオロ、ワグネリアン、スワーヴリチャードなど豪華メンバーがそろうと噂されている、天皇賞秋2018にまた1頭有力候補が現れました。
期待した◎ミッキースワローは、サングレーザーと同じようなところから伸びようとするも、狭いスペースをサングレーザーの切れ味に奪われてしまい、最後はお散歩状態でしたね。。ただその分、消耗度はなさそうですし、次走は狙えるでしょうか。ただ、2戦目は成績が落ちるタイプだけに、取捨が微妙ですね。
マカヒキは豪快な追い込みで復活したとテレビで言われていましたが、これまで相手が強かっただけという話もありますし、今回のメンバーで展開も向いた中でのパフォーマンスですから、鵜呑みにするのはどうでしょう。G1で本命というのはまだ厳しいでしょうか。
モズカッチャンは、ドバイ帰りながら問題なく3着、今年もエリザベス女王杯へ向けて好スタートといったところでしょう。
新潟2歳ステークス2018の切ってはいけない!穴馬は?
さて、今週の平地重賞は、札幌のキーンランドカップと新潟の新潟2歳ステークス。この字を見ると、ほんと夏競馬の終わりを感じますね。
新潟2歳ステークスは、ぱっと見で、良馬場なら普通にケイデンスコールが強そう。ただ今週末に来るといわれている台風がどのような影響を及ぼすのかも問題ですね。
もし馬場が荒れるようなら、面白そうなのがこの馬!
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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在45位くらい。お手数おかけします!)
新馬戦の内容はタイムこそ平凡ですが、味のある競馬で今後の伸び白を感じさせました。2着に負かした馬のその後の活躍を考えれば、決してレベル的にも低くなかった用に思います。血統的に荒れたパワーのいる馬場のほうが持ち味を発揮できそうですし、すんなり先行できるなら押し切っても何らおかしくありません。