天皇賞秋回顧~完璧な「人の仕事」を見たレース+JBCクラシック展望~中央のダートであの馬の一変を期待

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天皇賞秋2018回顧

位置取り・仕掛け・ローテ・仕上げ、”人の仕事”が生んだ完勝劇

逃げ粘るキセキを交わし、追撃するサングレーザーを抑えたレイデオロの完勝劇で、第158回天皇賞は幕を閉じました。何度もレース映像を見直しましたが、スタートからの位置取りや仕掛けどころまでこれ以上ない競馬。間隔をとって調整できるオールカマーをたたき台にして、ここを照準に定めたローテーション、そして仕上げも見事だったように思います。

ルメール×藤沢厩舎。現在の日本競馬をリードするコンビ。走ったのはたしかにレイデオロかもしれませんが、完璧な「人の仕事」が生み出した天皇賞秋の勝利に感じました。

次走は有馬記念が濃厚とのこと。ジャパンカップは、ルメール騎手がアーモンドアイに乗ってしまいますからね。グランアレグリアも阪神JFの日はルメールが香港に行くので、朝日杯に出走という話も出てますし、ルメール確保のために馬のローテーションが決まる、そういう時代なんですね。

さて、馬券のほうも○レイデオロ◎サングレーザー☆キセキと、3連複の2頭軸を重ねて的中できました。

しかし、レイデオロが強いとわかっていながら、サングレーザーのさらなる上昇に期待しましたが、力及ばず。悔いはないけど、反省はあります。今週こそは、ルメール×藤沢厩舎のような完璧な結果を残したいですね。

一方、負けた人気馬たちは心配大

スワーヴリチャードはスタートでマカヒキタックルを受けてしまって、後ろからの競馬に。そのような不利があったとはいえ、最後はそれなりに脚を使ってくるかなと思っていたのですが、まったく伸びませんでした。

もちろん能力の問題ではないことは明らかですし、気持ちの面が大きいでしょうか。どう立て直してくるか。陣営にとっては大きな課題を克服するための1ヶ月になりそうですね。

もう一頭の人気馬、買ってはいけない!としたマカヒキでしたが、こちらも思った以上の惨敗を喫してしまいました。歴史的に見てみると、ダービーで燃え尽きてしまう馬が多いのも確かなんですけど、最強世代と謳われた2016クラシック組のダービー馬がそのパターンに当てはまるというのも悲しい気がします。うーん。。この感じではジャパンカップも厳しいでしょうし、こちらの悩みのほうが大きいでしょうね。

意外な好走のあの馬には期待大

この2頭の懸念材料はたしかながら、逆に今回は負けながらも、次走から期待できる馬はこの馬です。

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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在45位くらい。お手数おかけします!)

スピードが問われる今回の舞台は正直まったく合っていないと思っていたのですが、意外な健闘。5歳秋を迎えて、充実期に入ってきていますね。ジャパンカップも時計のかかる馬場になれば面白そう。さらに有馬記念まで見据えたローテーションでしょうし、もう一度G1をコンビでとってほしい馬です。

JBCクラシック展望

月曜日にサブタイトルを更新するんですけど、今週はやたら長かった。。

・JBCクラシック
・JBCスプリント
・JBCレディスクラシック
・アルゼンチン共和国杯
・京王杯2歳S
・ファンタジーS

重賞が6つ。例年ならG1の連戦がひと段落といった週なのですが、今年は日本競馬史上、最も豪華な週末になるといっていいでしょう。

中でも目玉はJBCクラシック。下馬評では、ケイティブレイブの安定感が買われそうですが、京都が舞台ならこの馬の巻き返しも注意したいところ。

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ここのところの惨敗で一気に評価を落とすのでしょうが、スピードタイプなのでやはりスタミナ面が問われる地方の砂は合わなかった可能性が高いです。中央場所に戻れば、G1でも大健闘した馬ですし、ペース次第では十分戦えると思います。騎手も変更なしということは、むしろプラスでしょう。

 

 

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