天皇賞春2017でサトノダイヤモンドよりもキタサンブラックを本命にしたい3つの理由

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今週はほんと、寝ても覚めても天皇賞春。

伝説の97年(マヤノトップガン)からちょうど20年。それにふさわしい最強馬決定戦という豪華メンバーでで、久しぶりにワクワクする淀の3200m戦になりそうです。

そして、多くの人がサトノダイヤモンド、キタサンブラックのどちらかを本命にするでしょう。

では、どちらを本命にするべきなのか?

僕は月曜日にも書いた通り現時点では、◎キタサンブラックで勝負したいと思っています。

有馬記念では、◎サトノダイヤモンド○キタサンブラックにして馬単を的中できましたが、今回はキタサンブラックが勝利するほうに賭けてみたいと思います。

それはなぜか?理由がこちらです!

①有馬記念で名アシストをしたサトノノブレスの不在

初の直接対決となった有馬記念のレース映像はこれまで何度も見返しましたが、見れば見るほど、キタサンブラックの強さが際立っています。そのポイントは、やはり3コーナーから競りかけていったサトトノブレスの動き。並みの馬ならあそこで早じかけになってしまい、最後の直線ではあっさりと潰れていたでしょう。しかし、キタサンブラックはサトノノブレスをあっさり振り落とし、最後の30mくらいまで踏ん張ることができました。ほんと一流馬の中でも一歩抜けた、強靭な肉体と精神力。スムーズな競馬さえできれば、楽勝できることを大阪杯で改めて証明しました。

一方、サトノノブレスが上った進路をスルスルっと辿り先団にとりついたサトノダイヤモンドは、いわばこれ以上ない展開と仕掛けがハマった!だけの形。勝つには勝ちましたが、恵まれていたのはサトノのほうであることは間違いありません。

そして、今回の出走馬にサトノノブレスの名前はありません。

サトノダイヤモンドは今回は組織的なアシストを受けられず、自らキタサンブラックを捕まえに行かなければなりません。他の馬の力を借りて勝たせてもらった「お坊ちゃま」が、果たして自分一人の力でキタサンブラックに勝てるのか?そのハードルは高いように思います。

②過酷な4歳の天皇賞春を勝利したアドバンテージ

3歳の菊花賞では圧勝したものの、4歳の天皇賞春ではからっきしダメというパターンは多々あることです。近年ではオルフェーヴル、ゴールドシップも圧倒的な1番人気を背負いながら惨敗してしまいました。

それはなぜか?

(あくまでも個人的な説ですが)、3歳の菊花賞と4歳の天皇賞春では、メンバーレベルが違うためにレースの流れや位置取りの厳しさが増すからだと思います。

菊花賞は所詮3歳馬同士の争い。しかも長距離適性のない馬たちも出走してくるレースで、力差がバラけます。一方、天皇賞春は歴戦の古馬たちによる戦い。菊花賞に比べれば各馬の力量差は接近していて、とりたいポジションもとりにくくなりますし、レースの展開も厳しくなります。さらに未体験の58キロの斤量と3200mの距離が、多くの3歳菊花賞馬に苦杯をなめさせてきました。

しかし、その過酷な条件をすでに去年キタサンブラックは勝利しています。サトノダイヤモンドの今回の条件と比べれば、この経験値の差は大きいことは明らかです。

③イン有利になる開幕2週目の馬場

これは馬場状態の話ですが、今週の京都はイン有利の競馬になると思っています。ある程度一週目は差しが届いていましたが、二週目は内側が踏み固められてことで、走りやすくなるのが近年の特徴。最近やたらと内枠ばかりが活躍している天皇賞春のデータも、そのことを裏付けています。

どんな枠からでもある程度前につけて直線はインをつくことができるキタサンブラック。対して、馬群の中でマークがきつくなるサトノダイヤモンド。安全策をとって外々を回してしまっては、有馬記念でのクビ差はあっさり逆転されてしまうでしょう。

以上、3つの理由からキタサンブラックの方が、サトノダイヤモンドより有利と見ています。

ただ、サトノダイヤモンドの強さは誰もが認めるところ。バッサリ切るということはできません。しかし、3頭目も人気馬だと配当妙味も見込めないのも事実。よって、今週の買ってはいけない!馬はこの馬にしたいと思います。

天皇賞春2017で買ってはいけない!馬は?

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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在20位くらい。お手数おかけします!)

血統的に距離も長いですし、脚質的にも外々を回すことになりそうで厳しい印象。これまでに戦ってきたメンバーに比べれば、格段に相手強化になります。できるだけ人気を吸い取ってもらって、ほかの相手で勝負したいと思っています。

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