菊花賞2016で予想オッズ1・2番人気サトノダイヤモンドとディーマジェスティの馬連を買ってはいけない!

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こんにちは。早いものでもう金曜日の夜。更新をお休みしていたこの2日は、相変わらず仕事で押しつぶされておりました。。。

また、今週末は埼玉の山奥にいるので、電波の入りが大いに不安。一応LTEの電波マップによると通信可能エリア内には入っているのですが、TWITTERからの情報ではその場所は実際厳しいとのこと。リアルタイムで競馬がみられるか、非常に不安な夜を迎えております。

さて、そんな中「買ってはいけない!」です。先週は、絶対来ないと踏んでいたカイザーバルがまさかの3着。。。春に続いてなんとも不甲斐ないスタートを切ってしまいました。

そんな中、今週もエアスピネルやミッキーロケットを買ってはいけない!でお茶を濁しても仕方ないので、今週はこのようなテーマで行ってみます!!

菊花賞2016で予想オッズ1・2番人気サトノダイヤモンドとディーマジェスティの馬連を買ってはいけない!

3倍台のオッズが見込まれる馬連。この組み合わせで3倍台のオッズが、皆さんは美味しいと思いますか?そこまでの信頼度はありませんか?

今回僕は後者をとります。その理由がこちらです!

①「G1で両雄並び立たずの法則」が事実か、調べてみました。

古くは、92年の天皇賞春メジロマックイーン(1着)とトウカイテイオー(5着)。96年、阪神大賞典で世紀のマッチレースを演じた後のナリタブライアン(2着)とマヤノトップガン(5着)の天皇賞春など、競馬を始めた時期にもよるのでしょうが、個人的には2強のG1というのは2強で決まらないという印象が強く残っています。

ただ、99年宝塚記念・有馬記念におけるスペシャルウィークとグラスワンダーのマッチレースや、97年秋華賞でのキョウエイマーチとメジロドーベルなど、素晴らしい2強決着があったのもまた確か。

どうしても、古い思い出ばかりが出てきますが、人気馬2頭の名勝負というのもウオッカとダイワスカーレットの天皇賞秋以来、出ていないように思います。

なので、サクッと2010年から今までの2強対決の様相を呈したG1について調べてみました。1・2番人気がともに単勝3.5倍以下。3番人気が単勝6倍以上のオッズを示したG1の結果はこちらです。

●2013年日本ダービー
1番人気キズナ…2.0倍→1着
2番人気ロゴタイプ…2.8倍→5着

●2012年日本ダービー
1番人気ワールドエース…2.5倍→4着
2番人気ゴールドシップ…3.1倍→5着

●2011年有馬記念
1番人気オルフェーヴル…2.2倍→1着
2番人気ブエナビスタ…3.2倍→7着

●2011年JCダート
1番人気トランセンド…2.0倍→1着
2番人気エスポワールシチー…2.8倍→3着

●2011年ジャパンカップ
1番人気デインドリーム…2.5倍→6着
2番人気ブエナビスタ…3.1倍→1着

●2010年秋華賞
1番人気ホエールキャプチャ…2.2倍→3着
2番人気アヴェンチュラ…3.1倍→1着

●2011年オークス
1番人気マルセリーナ…2.2倍→3着
2番人気ホエールキャプチャ…3.0倍→4着

●2010年エリザベス女王杯
1番人気アパパネ…2.7倍→3着
2番人気メイショウベルーガ…3.1倍→2着

●2010年日本ダービー
1番人気ヴィクトワールピサ…2.1倍→3着
2番人気ペルーサ…2.6倍→6着

●2010年NHKマイルカップ
1番人気ダノンシャンティ…2.6倍→1着
2番人気サンライズプリンス…2.7倍→4着

結果、2強のワンツーは一度もなし。。

3着以内に2頭が入った例(ワイド)も、10あるうちの3回のみ。2強対決という図式に対して、近年の結果は非常に厳しい状況が見えてきました。

その要因として考えられるのは、馬質の全体レベルが上がったことでしょう。G1のレベルになると、昔ほど実力が突出した馬はおらず、ちょっとした調整の違いや展開の差で、ほかの実力馬たちが付け入るスキができているのだと思います

さらに、人気馬は他の馬にマークされます。道中で不利を受ける可能性が高くなり、人気馬に乗る騎手の心理としては、馬群をつくような危険な騎乗も控えて安全に外をまわしがちになります。さまざまな要因が、人気馬を実力以下に抑え込んでしまうのです。

②戦法の違う2頭

「2強で決まりそうにない」というのは、それぞれの持ち味の違うという点からも言えます。

サトノダイヤモンドはその抜群のレースセンスを生かして、馬群の中団前目で脚をためて他の馬を見ながら伸びきるタイプ。一方、ディーマジェスティは行き足がつきにくいために、後方待機策から徐々にスピードを上げていくタイプです。

そのため、3000mという距離になると、レースの流れによって、自分の持ち味が発揮できるかどうかがかなり違ってくるはずです。スローペースのまま直線に向けば、サトノダイヤモンドが抜け出し、ディーマジェスティは大外を回してしまい、内からほかの馬にすくわれてしまうシーンは十分に考えられます

一方坂の上りでディーマジェスティが仕掛けて、セントライト記念のような捲り競馬をすれば、母父ORPENはダンチヒ系でスタミナ面で不安のあるサトノダイヤモンドは、パタンと止まってしまうシーンが考えられます。

流れ次第で、あっという間にほかの馬の台頭があるのが現代競馬。2強を意識しすぎた競馬をしてしまうと、共倒れというシーンまでありえるのではないかとさえ思っています。

久々に2強のマッチレースがみられるのか?また今回もワンツーは決まらずなのか?

競馬ファン的には前者を、馬券ファン的には後者を選ぶと思いますが、期待値としては残念ながら後者のほうが高いでしょう。

今週の切ってはいけない!穴馬

ネットでも穴人気を一身に背負っているようですが、やはりこの馬です。

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(リンク先のけいば手帖の説明文に書いてあります。現在25位くらい。お手数おかけしてすいません!)

そりゃ、あれだけあの血が活躍しているレースですし、自分でレースをつくれるポジションをとれます。人気馬たちが後方でけん制しあうようなら、だしぬけ1着という可能性まである、菊花賞専用機だと思っています。

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